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かんきつ（中晩柑）

デコポン、いよかん、あまくさ、甘夏など、収穫が1月以降のかんきつ類は中晩柑とよばれています。近年は品種改良が重ねられ、すっぱく食べづらいイメージはすっかり昔のものに。中でも能古島特産のニューサンマーオレンジはさわやかさと甘さ、控えめな酸味でブランド化するほどの人気です。

元岡、能古、北崎（以上・西区）

福岡市西区周船寺1-7-1

福岡市西区福重1-16-6

選び方…香りがよく、皮に光沢と張りがあるもの。手にもったときにずっしりと重量感のあるものが良いでしょう。
保存方法…基本的に冷暗所で。またニューサンマーオレンジは、水分を含ませた新聞紙で果実全体を包むようにしてポリ袋に入れ、冷蔵庫の野菜室で保存すれば1ヶ月程度は保存できます。
ビタミンCのほか、A・Eなどが含まれています。主に風邪予防や老化防止、動脈硬化等に効果的だと言われています。最近の研究で注目されているのは、ベータ-クリプトキサンチンと呼ばれる物質が含まれていること。発ガン抑制効果があり、緑黄色野菜等に含まれるベータ-カロチンの約5倍なのだとか。
かんきつの皮を、手でむかないで食べる品種のご紹介です。まず「あまくさ」ですが、皮がとても薄いので、実を8等分ほどにカットしてお召し上がり下さい。また「ニューサンマーオレンジ」は、黄色の外皮のみ、りんごを剥くように薄くむいて。白皮は果肉と一緒に食べられます。はちみつをかけるとおいしいですが、お刺身のようにしょうゆにつけて食べる地域もあるそうですよ。